カフェインをやめた30日間で、私の体に起きたこと

2026-09-11
Three weeks of misery, then something shifted
出典: How Quitting Caffeine Doubled My Productivity
「コーヒーがないと働けない」は、ただの思い込みだった
朝起きて、最初に手を伸ばすのはいつもコーヒーだった。
飲まなければ一日が始まらない。仕事のスイッチが入らない。いつからか私は、カフェインなしでは自分の頭は動かないのだと本気で信じ込んでいた。私にとってコーヒーは、嗜好品というより命綱に近いものだった。
きっかけは父方の叔母だった。彼女に勧められて飲みはじめたコーヒーが、そのまま習慣になった。
一方で、母はコーヒーが苦手な人だった。母方の家系はむしろ紅茶派で、生姜のチャイやカルダモンのチャイをよく飲んでいた。私もあの味が好きだった。ミルクをたっぷり入れた、甘くて香りの強いお茶。
転機になったのはヴィーガンになったことだ。牛乳を完全にやめたので、それまで飲んでいた紅茶もコーヒーも、代わりを探さなければならなくなった。ちなみに今年、私がミルクを口にしたのは7回だけだ。
新しい飲み方を探しているうちに、ふと疑問が浮かんだ。
——そもそも私は、本当にこれがないと一日を乗り切れないのだろうか。
確かめてみることにした。30日間、カフェインを一切とらない。コーヒーも紅茶も、それ以外も全部なし。
以下が、その記録だ。
1週目:ただひたすらにつらかった
正直に言うと、地獄だった。
ほぼ毎日、頭痛がした。でも一番こたえたのは頭痛ではなく、疲労感のほうだ。一日中、頭に霧がかかったように重い。朝、ベッドから出る気力が湧かない。いつもの仕事のスケジュールは完全に崩れ、ほとんど何も進まなかった。
簡単な作業すら億劫になる。運動はゼロ。カフェインを抜いただけで、自分の頭がここまで動かなくなるのかと愕然とした。
2週目:頭痛は消え、今度は霧がかかる
意外なことに、1週目の終わりには頭痛が和らぎはじめていた。もっと長引くだろうと覚悟していたし、薬に頼ることになるかもしれないとまで思っていたので、これは嬉しい誤算だった。
代わりにやってきたのがブレインフォグだ。体は少し震えるような感覚があり、頭のなかは終始ぼんやりしている。「ほんの少しだけなら」とカフェインに手を伸ばしかけた瞬間が何度もあった。踏みとどまれたのは運がよかっただけかもし れない。
普段の生活リズムには戻れないまま。運動は相変わらずゼロ。それでもニュースレターを何本かと、記事を2本書いた。多くはないけれど、何かは進んでいた。
3週目:突然、頭が戻ってきた
ここからは予想していなかった展開だった。
急に調子が上向いた。気分が安定し、ブレインフォグはきれいに消え、あの重たい疲労感もなくなった。頭がようやく普通に働いている、という感覚が戻ってきた。
少しずつ日課を再開した。ランニングや激しい運動はまだ無理だったけれど、軽いストレッチは始められた。数週間ぶりに、自分が自分らしく感じられた。
4週目:静かに元通りになった
すべてが平常運転に戻った週だった。
カフェインへの欲求はまだ少し残っていたものの、抗えないほどではない。この挑戦のあいだ、私はずっとイライラしていて、家族に少しきつく当たってしまっていた。それも4週目には落ち着いてきた。自分でも、穏やかになったと感じる。
生産性が劇的に上がったかというと、正直そこまでではない。でもエネルギーの質は明らかに変わった。以前のように急上昇して急降下するのではなく、朝から晩まで一定の水準を保てるようになった。
仕事をして、出かけて、家事もして。ごく普通の毎日が戻ってきた。
そしてもうひとつ、この週にはっきり気づいたことがある。睡眠の質が格段によくなっていた。
いま試しているカフェインの代わり
私に効いたもの、そしてあなたにも試してほしいものをいくつか。
- 朝、日光を浴びる。 起きてすぐ外に出るだけで、頭の目覚め 方が違う。
- 眠いときは仮眠をとる。 これはかなり助けになった。無理に耐えるより短く寝てしまうほうがいい。
- 朝食にタンパク質をしっかり入れる。 日中のエネルギーが安定する。
- ハーブティーに切り替える。 生姜、ペパーミント、カルダモンはどれもよかった。いまはハイビスカスのハーブティーを飲んでいる。
ただ、これだという決定版にはまだ出会えていないので、いろいろ試している最中だ。
カフェインなしでおすすめの飲み物や習慣があれば、ぜひ教えてほしい。まだ探しています。 :)